いつ見れなくなるかわからないので
FXチャートでさかのぼって目一杯の2009年9月15日近辺の週足チャートを保存しておく。
今後なんらかの大きな経済ショックが発生する前後の参考になるはず
サブプライムローン問題 2007年7月後半からのチャート
※2006年のライブドアショックから2007年リーマンショックを経てドル円の底打ち2008年までの日足チャート
チャートはトレーディングビューを使用しています。
日経平均やドル円なら時間足でもリーマン・ショック時を振り返ることができるので勉強になります。
ドル円チャート 週足 2009年9月15日前後
ドル円では2008年9月15日が月曜日であるにもかかわらず週足では上げチャートになっている。
この日が何曜日かな?とおもったのですが月曜日でした。
土日のうちに大変動あるとスゴイことになりますね。土日も見れるチャートはこちら
ちなみに2010年5月3日にはギリシャショックの発端ともいえるギリシャ財政赤字の隠蔽発覚がありドルはさらに世界経済の下げに付き合う形になってる。
サブプライムローン問題からの株式チャート 日経225
同年前半でライブドアショックが発生
ライブドアショックで
日経平均株価は
2006年3月から2ヶ月以上荷渡30%以上の下落
あまりの下落にサーキットブレーカーが開発されたような記憶、、
つづいて翌年7月からサブプライムローン問題で株価下落開始
これが俗に行くリーマンショック
2007年7月20日金曜日
高値 18,223円から
週明け 前面ストップ安
2008年3月17日 11,691円
底打ち反転するも
2008年10月28日 6,994円
になるまで下落が続いた
約1年と3ヶ月の間下落基調、
実に61%もの株価下落となった
ストップロスを入れてないとどうなるのか?
損切りしないとどうなるのか?
想像すらできない出来事だった。
その後FXにチャレンジしたのが同年7月20日、初心者でいきなりポンド円に挑戦し、すぐにリーマンショック発生で14年勤務の退職金を2週間で失った苦い記憶^^;
ユーロ円のチャート リーマン・ショック発生前後
サブプライムローン問題からの暴落ぶり
ユーロ円もドルクロスの影響があってか?リーマン・ブラザーズ破綻発表の週は上げている
さらにその翌週もわずかに上げている
ユーロUSドルのリーマン・ショック前後の週足チャート
リーマン破たん発表の週はクロス円同様に上げている
そして翌週も強く上げている
チャートだけみるとこれがユーロ円をわずかに押し上げた原因だと見る。
リーマン破たんによる米国金融機関の危機を恐れる動きは先にドル売りという動きを魅せたためユーロ・ドルでユーロが一旦買われた形。
その影響でドルクロスのユーロ円も少し上がった。
あるいはユーロ円、ドル円の週足チャートで強めのサポートにあたった影響でユーロ円が持ちこたえてドル円(円買いドル売り)だけが先に加速しはじめた影響か?
その後の危機的な状況を見てからだとなんで上げるの?と思うが、大事件も発表直後は相場関係者(多くのトレーダー)にとってはその深刻さを理解するのに時間が数日かかるのかもしれない。
その後5週間かけて大きく下落
リーマン破たん発表が9.15の月曜日だったが、その後1週間では極端な下げには至らず、翌々週から激しく各通貨が下落する動きになった。
一旦相場が大きく弱気になったとわかれば集団心理は追随するのだと学べる。
短期で5週間かけて大きく下落、その後はしばらく株式の弱気の相場に付き合う長い期間へと遷移。
ドル円の週足
日経平均の週足
チャートはトレーディングビューを使用しています。
日経平均やドル円なら時間足でもリーマン・ショック時を振り返ることができるので勉強になります。
ここから学ぶ初心者のスキャルピング
最近はドル円だけでなく、ユーロ円、ドルユーロで取引しながら、3ペアの分足チャートを眺めてトレードしています。ドル円の動き(ドル売り、ドル買い)とユーロドルで見るドルの動き(ドル売りドル買い)はわりと相反した動きがある。
この影響でドル円での動きもドル売りの影響をうけたりドル買いの影響で動いたりする。
しかし、リスクオフになるとやたらと円買いになるので各通貨ペアとも下落傾向になる。
リスクオンになると各通貨とも上げ展開になる。
分足で秒単位のスキャルピングをするにもこの動きの関係がけっこう重要なので勉強がてら今後も3通貨間の相関関係を見ながらトレードするべきだと思う。
2015年1月10日の一言、、
ユーロがやたらと弱っていく様子はさながらリーマン・ショック後のドルを見ているようで。。
追記:
株価暴落の原因はサブプライムローンの格下げ
2007年6月から株価が暴落するとともに為替相場でもリスクオフの円買いが進んだ。
2007年6月22日は、米大手証券・ベアスターンズ傘下のヘッジファンドが、サブプライムローンに関連した運用に失敗したことが明らかになると、7月10日には米格付け機関のムーディーズが、サブプライムローンを組み込んだ住宅ローン担保証券・RMBSの大量格下げを発表し、金融収縮が始まった。
ウィキペディア 株価暴落より引用
リーマン・ショックの前提として引き金になったサブプライムローンの大量格下げによる金融収縮があったわけですね。
株価が高値から下げ始めたらこれから起こるなにかのサイン。
いずれもダウン平均が市場最高値を記録した数カ月後に起こる出来事のようです。
大きいところが先に売り逃げしてから暴落するんでしょうかね。。
為替も引きずられるわけですね。